——巨大地震の夜、私が守れた命と、防災士という仕事のこと
※本記事は、状況を分かりやすく伝えるため“物語形式”で構成しています。
登場人物は実在の人物ではなく、防災行動をイメージしやすくするためのモデルケースです。
■ 私は50代の防災士。

防災士とは、 「自分と家族を守り、地域の人を助けるための知識と技術を持つ一般市民」 だ。
消防士でも自衛官でもない。
特別なヒーローでもない。
ただ、 「もしもの時に動ける人でありたい」 そう思って学び、資格を取っただけの普通の市民だ。
私たちの役割は3つ。
- 自助:まず自分と家族を守る
- 共助:近所の人を助ける
- 協働:行政や地域と連携する
その夜、私は“自助”と“共助”の両方を試されることになる。
■ 1:52 —— 巨大地震が街を襲った

家全体が突き上げられ、 棚が倒れ、 停電で真っ暗になった。
私は防災士として何度も訓練をしてきたが、 現実の揺れは、訓練の比ではなかった。
■ 2:05 —— 道路で泣き崩れる女性を助けた
停電した道路で、 スマホが切れて家族と連絡が取れず泣いている女性を見つけた。
私はリュックから 手回し充電ラジオライト を取り出し、 彼女のスマホを復活させた。
「ついた……!家族に連絡できる……!」
その瞬間、 “共助”の意味を改めて感じた。
■ 2:40 —— 怪我をした高齢男性を応急処置した

次に見つけたのは、 手を擦りむいて血が出ている高齢男性。
私は 救急セット(ガーゼ・包帯・消毒) で応急処置をした。
「助かった……ありがとう……」
防災士として、 “医者につなぐまでの命を守る” それが私の役割だ。
■ 3:10 —— 避難所でトイレが壊れた
避難所に着くと、 断水でトイレが使えず、長蛇の列。
私はセットに入っていた 簡易トイレ を子ども連れの家族に渡した。
「本当に助かります……」
弱い立場の人を優先する。 それも防災士の大切な仕事だ。
■ ■ 私自身が“最大の危機”に陥ったのは、その直後だった
避難所の裏手で、 私は倒れたブロック塀の下敷きになりかけた。
余震で足元が崩れ、 右足を強くひねった。
激痛で立てない。
周囲に人はいない。
ライトも消えかけている。
(……まずい。このままでは動けない……)
防災士として、 何度も“人を助ける訓練”をしてきた。
だが今必要なのは、 “自分を助ける力” だった。
■ その時、私を救ったのは
「とりあえず詰め込んだ防災セットではなく、防災士が本当に生き残るために必要と判断した39点だけを厳選した防災グッズだった」
私はリュックを引き寄せ、 中から アルミブランケット を取り出した。
夜の冷え込みは想像以上で、 体温が奪われると判断力が落ちる。
次に ホイッスル を取り出し、 何度も吹いた。
「ピィィィィィィ!」
その音を聞きつけ、 避難所の若者たちが駆けつけてくれた。
「大丈夫ですか!? 足、腫れてますよ!」
彼らは私を抱えて避難所まで運んでくれた。
私はその時、 心の底から思った。
“この39点セットは、誰かを助けるためだけじゃない。自分の命を守るための道具でもある” と。
■ この39点セットが“本当に違う”理由
✔ とりあえず詰め込んだセットではない
✔ 防災士が「生き残るために必要な39点だけ」を厳選
✔ だから軽い・迷わない・すぐ使える
✔ 実際に“人を助け”、そして“自分も助かった”
■ 最後に:防災士として伝えたいこと
防災士はヒーローではない。 ただの市民だ。
でも、 備えていたから助けられた命があった。
備えていたから自分も助かった。
防災は完璧でなくていい。 “やらないより、1つやった方がいい”。
その1つが、 あなたの未来を変えるかもしれない。

